中2数学:三角形の【外接円】が書けることの証明問題

三角形の外接円:解法のポイント

何を示せばよいか??を考えよう!

  • 点Oが中心でA、B、Cを通る円
  • →点Oを中心とする三角形の外接円
  • →点Oを中心とした外接円が書けるということは、
  • OA=OB=OC(外接円の半径)を示せばよい

解き方

まず、OA=OCを示そう

仮定より、

  • AE=CE (lは垂直二等分線だから)
  • ∠OEA=∠OEC(lは垂直二等分線だから)
  • OEは共通

よって、2組の辺とその間の角がそれぞれ等しいので、

△OAE≡△OCE

よって、

OA=OC (合同な三角形の対応する辺は等しいから)

次に、OB=OCを示そう

仮定より、

  • BD=CD (mは垂直二等分線だから)
  • ∠ODB=∠ODC(lは垂直二等分線だから)
  • ODは共通

よって、2組の辺とその間の角がそれぞれ等しいので、

△OBD≡△OCD

よって、

OB=OC (合同な三角形の対応する辺は等しいから)

まとめると

以上から、OA=OB=OC。

よって、点Oを中心として、3点A, B, Cを通る円が書ける・・・(証明終わり)

 

次は平行四辺形問題!平行四辺形の性質を利用した【証明問題】だよ!

中2数学:平行四辺形の性質を利用した証明問題

 

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