もくじ
樹形図の書き方のポイント
1.モノや人に名前を付ける
モノや人を区別するために名前を付ける。
例えば、赤い玉5個ある場合でも、このように区別が必要だよ!
他にも
- リレーをする・・・Aさん、Bさん、Cさんなど
- 玉を取り出す・・・玉A、玉B、玉Cなど
- サイコロ・・・サイコロA、サイコロBなど
- コイン(硬貨)・・・コインA、コインBなど
2.順番に規則正しく
樹形図は、順番に規則ただしく書こう!
上の図のように、B→C→Dなど、アルファベット順で書くように!
C→B→Dでも×ではないんだけど、わかりにくいし、間違いのもとになるので!!
3.モレやダブりを無くす
樹形図に書き忘れたり、ダブって書いてしまったりすると、正しい確率が求められないので注意!
順番に規則正しく書いていけば、ミスを防止できるよ!
問題1:リレーの順番は何通り?
3人でリレーする。走る順番は何通り?
3人なので、人に名前を付けよう。Aさん、Bさん、Cさんとする。
順番に規則正しく樹形図を書くと
よって、走る順番は全部で6通り・・・(答え)
問題2:コインを3枚同時に投げる。少なくとも2枚は表の確率は?
3枚の硬貨を同時に投げる。少なくとも2枚は表となる確率は?
3枚の硬貨に名前を付けよう。コインA、コインB、コインCとする。
樹形図をかいていく。(※表・裏は書き順が多いので、「表→お」「裏→う」で表すと時間短縮できるよ)
そして、「少なくとも2枚は表」というのは
表が2枚の場合と、表が3枚の場合を考えればOKだね!
表が2枚or表が3枚の場合を○で表したよ!
確率は以下のように表せられるので
よって確率は、・・・(答え)
理解できた?