もくじ
問題
奇数から偶数をひいたら「奇数」になる。
その理由は?
基礎的な問題だけど、なにより基礎が重要!絶対理解すべき内容なので、確実に解けるようにしよう!!!
解法手順
- 偶数・奇数を文字を用いて表す
- 問題の言う通りする
- ゴールの形に
解くための基礎知識
- 偶数は、「2」でわりきれる数
- 奇数は、「2」でわりきれない数
これはOKだよね??
だから、
- 偶数は、2×●
- 奇数は、2×▲+1
と表すことができるよね???
(●や▲は、適当な正の数だよ)
これを文字式を用いて表すとこうなる。
↓↓
mとnを整数とすると
- 偶数 → 2m
- 奇数 → 2n+1
でも注意!!
これはNGです
↓↓
奇数と偶数を、同じ「m」を用いてはダメなんだ!
なぜなら、
- 2m
- 2m+1
これだったら、連続した2つの偶数と奇数になってしまうからね。
(16と17、48と49、60と61・・・とか)
「ランダムな」偶数と奇数にはならないからね!!
奇数と偶数は、異なる文字であらわすこと!
解法
偶数・奇数を文字を用いて表す
mとnを整数とすると
- 偶数 → 2m
- 奇数 → 2n+1
問題の言う通りする
問題の通り、
言われた通り、奇数から偶数をひいてみよう。
(2n+1)-2m
=2n-2m+1
ゴールの形に
ゴールの形は、「奇数」だよね??
始めに言ったこと、思い出して!
- 偶数は、2×●
- 奇数は、2×▲+1
だから、目指すべきはこの形
↓↓
この形に変形するんだ!!!!
で、ついさっきの式を変形してみよう!
2n-2m+1
=2(n-m)+1
これで完成!
だって、
(n-m)は整数だから、2(n-m)は偶数。
よって、2(n-m)+1は奇数となる。
補足
ちなみに、奇数の置き方は、以下の通りでもOKだよ!
- 偶数 → 2m
- 奇数 → 2n-1
としてもOK!
奇数から偶数をひくと
(2n-1)-2m
=2(n-m)-1
n-mは整数だから、2(n-m)は偶数。
よって、2(n-m)-1は奇数となる。
理解できた?
めっちゃわかりやすかった
nとm逆ですよ
ありがとうございます。